自分の人生は偶然でできているものではない
人生は奇跡で出来ていると思ったことはありませんか?
自分の周りに寄り添っているすべては、奇跡的な出会いから始まっている.
奇跡という壮大なドラマだと思います。
【 ラストレター 】 2020年
|手紙で想いを伝えたいロマンチスト…..
亡くなった姉美咲(広瀬すず)代わりに同窓会に出席した妹佑理(松たか子)は高校生の頃に憧れていた鏡史郎(福山雅治)と再開する。
佑理は亡くなった美咲のふりをして鏡史郎と文通を始める。美咲と佑理の娘たちも巻き込んで、過去と現在の流れと亡くなった人への思いを丁寧に描いた作品である。
人は2度死ぬという。死んだときと忘れ去られた時だ。忘れない、忘れられないなら、それは生きていると同じではないのだろうか。
巡り合った人に、自分は何をしてあげられるのか、してあげられたのか。周りにいる人を大切にしたくなる映画です。
【 おとなり 】 2016年
|奇跡はすぐそこに起こっている…..
生活音が聞こえてくる程、うすい壁の向こうのおとなりさんが、気になっている二人。
野島聡(岡田準一)と登川七緒(麻生久美子)は隣同士で互いに気になっていたが、名前さえ知らなかった。
二人の夢を追いかける姿と苦悩を描きながら、隣の生活音に癒しのようなものを感じ始めていた。
七緒がいつも口ずさんでいる曲は聡もしっている曲でだった。
あることが原因で七緒が泣いている時に壁越しに背中を合わせ、その曲をハミングして勇気づけるのである。
出会いが近づきつつあるのだが、二人とも夢を追いかけて海外に行く準備を進めるのだ。
こんな偶然や奇跡はないよと思う人もいるかも知れませんが、思いも寄らぬ所で思いもよらぬ人と出会うことはあります。
それが人生の奇跡です。
【 あん】 2015年
|人生の不条理を感じている…..
千太郎(永瀬正敏)は雇われ店長を続け、日々どら焼きを焼いていた。
徳江(樹木希林)という手の不自由な老婆が、雇ってくれとやってきて、手渡された手作りのあんを舐めた彼はその味に驚く。
徳江のあんを使ったどら焼きのうまさは評判になり、やがて大勢の客が店に詰めかけるようになるが、
徳江がかつてハンセン病であったとの噂が広まったため、客足はピタリと途絶え、それを察した徳江は店を辞めてしまう。
ハンセン病は現在でも認識が低く、若い世代は知らない人も多いだろう。都内にあるハンセン病施設が撮影に使われている。
無知というものは恐怖と差別を生むものだ。ハンセン病患者は長い間、誤解され隔離され差別され苦しんできた歴史がある。
そういった歴史を考える一端にもなる映画だ。
【 かもめ食堂 】 2005年
|巡り合うことは決まっていたのかもと…..
サチエ(小林聡美)フィンランドの首都ヘルシンキでかもめ食堂を始めたが、
現地の人からはおかしな店と思われ、客は店に入ってこなかった。
ある日、日本オタクの青年が初の客として来店する。
ガッチャマンの歌を教えるが、全部思い出せなくてモヤモヤしてしまう。
そんな時に日本人旅行客のミドリと知り合い、ガッチャマンの歌を教えてもらう。
旅行の行き先を適当に決めてきたミドリは退屈していて、それが縁でかもめ食堂を手伝うことになる。
日本食がメインのメニューしかなかったが、思い立って現地の定番シナモンロールを焼き始めると、
その日を境に客が増え始める。
賑わい始めたかもめ食堂に不思議な日本人女性が訪れて手伝い始めたり、
様々な過去や悩みをもった人たちと触れ合いながら、地元の人気店へと発展していくのである。
ある人との出会いで、人生が大きく動き出すということはよくあること。
普通に生きていると思っていても、それは奇跡の繰り返しではないのでしょうか。
【 羊と鋼の森 】
|自分の道を模索しているあなたへ
「羊」の毛で作られたハンマーが、「鋼」の弦をたたく。 ピアノの音が生まれる。 生み出された音は、「森」の匂いがした―(公式サイト)
森に深く関わって生活してきた外村(山﨑賢人)は、将来の夢を持てないでいた。
ある日、高校でピアノ調律師・板鳥(三浦友和)に出会う。
彼が調律したその音に、生まれ故郷と同じ森の匂いを感じた外村は、調律の世界に魅せられ、
果てしなく深く遠い森のようなその世界に、将来を感じる。
ときに迷いながらも、先輩調律師・柳(鈴木亮平)やピアノに関わる多くの人に支えられ、
磨かれて、外村は調律師として、人として、逞しく成長していく。
そして、ピアニストの姉妹・和音(上白石萌音)由仁(上白石萌歌)との出会いが、
【才能】に悩む外村の人生を変えることに―。
人の人生はやはり不思議なもの。一瞬で決まってしまうこともあるのですね。
【 舟を編む 】 2013年
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【 糸 】 2020年
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